統計資料の作成をRPAにて自動化/代理店への販売支援を迅速・正確に

Before
  • ブランドごとの売上・仕入集計表を毎週作成しているが時間がかかり、正確な情報を提供できないこともあった
After
  • 前週の集計表が月曜日に自動で完成→火曜日のコンサルに余裕ができ、質の高いコンサルが出来るようになった
システム概要図

 

– 導入の決め手 –
サポート体制
・業務分析支援
・受託開発
・問合せ窓口
営業デモで自動化判断で きたこと


– 検討方法 –
・製品デモ
・対象業務の実現可否

子育てママ、ファミリーを対象とし、子育てママの気持ちに寄り添った商品開発を掲げているD社は、婦人服をはじめとする様々な商品を開発・販売しています。D社では、代理店を通して商品を販売する上でカタログ、POPなどの販促用品に加えて、毎週自社のブランドごとの売上・仕入情報と各社の売上を合わせた分析表を作成し、コンサルティングまで行っています。

しかし、D社にとってはこの分析表の作成に時間がかかっていることが課題でした。販売管理システム、ECサイトから売上・仕入データをCSVで出力し、EXCELで加工するのですが、1社あたりの作業時間が約5分、代理店80社以上の分析表を作成するとなると6~7時間の時間がかかります。月曜日に前週分のデータを加工し、火曜日に各社へコンサルティングを行うのですが、月曜に作業が終わらずに残業したり、コンサルティングに間に合わないという問題が発生していました。

営業事務の負担も大きく改善を検討していたところ、RPAに目が留まり、データの抽出・加工というRPAに適した業務であったため、RPAをの検討を始めました。

検討したRPAは複数ありましたが、本当に手作業で行っている業務が自動化できるのかが、大きな懸念事項でした。導入前に当社で業務分析を行い、事前に自動化の検証ができたことが「Autoジョブ名人」を選定した理由です。自動化の流れは、

①自社システムの売上データを抽出(得意先にとっての仕入データ)
②得意先サイトの売上データを抽出
③上記のデータをEXCELで統合し、先週のEXCELと合わせて、売上集計表を作成

となり、この業務を月曜にRPAにて実行し、火曜にコンサルティングを行います。RPAを導入することで遅延がなくなり、コンサルティング業務の精度も向上しました。

一覧に戻る