ユーザックシステムが「Knowfa受注AIエージェント」を活用し、光昭と“人でしかできなかった見積り作成業務”のAI活用に向けた実証実験を開始

~大量の見積り依頼書類から、見積りに必要な情報をAIが読み取り・整理し、見積り作成業務の高度化を検証~

ユーザックシステム株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:小ノ島 尚博、以下「ユーザックシステム」)は、自社が提供する「Knowfa受注AIエージェント」を活用し、光昭株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:小川 宏一、以下「光昭」)と共同で、見積り依頼書類から見積り作成に必要な情報を特定・整理する実証実験を開始します。

光昭では、電線・ケーブル、光ファイバー、ハーネス、電設資材、電気機器、情報通信システムなど、幅広い商材を取り扱っています。これらの商材は、品番、仕様、長さ、規格、用途、数量、納期条件など、見積り作成に必要な確認項目が多く、依頼書類の内容を正しく読み解くには担当者の経験や判断が求められます。

特に、顧客から届く大量の見積り依頼書類は、形式や記載粒度が統一されていないケースも多く、担当者が依頼内容を確認し、見積りに必要な範囲を特定したうえで、商品候補や条件を整理する必要があります。

このような業務は、単なる文字入力やOCRでは対応が難しく、現場担当者の知識と経験に支えられてきました。一方で、業務量の増加、属人化、人材育成、対応スピードの向上は、今後の事業成長において重要な課題となっています。

本実証実験では、ユーザックシステムの「Knowfa受注AIエージェント」を用いて、見積り依頼書類から必要情報を読み取り、見積り作成に必要な範囲を特定・整理する業務のAI活用可能性を検証します。

実証実験の背景

見積り作成業務では、顧客から届く依頼書類を確認し、どの商品・仕様・数量・条件を見積り対象とするかを判断する必要があります。

しかし、見積り依頼書類には、必要な情報と補足情報が混在していることも多く、担当者は書類全体を確認しながら、見積りに必要な情報を抽出しています。

特に、多品種の商品を扱う商社業務では、商品名や型番だけでなく、用途、規格、長さ、付属品、加工内容、納期条件などを踏まえた判断が求められます。そのため、見積り作成は「入力作業」ではなく、「見積りに必要な情報を見極める判断業務」となっています。

本実証実験では、ユーザックシステムと光昭が連携し、この人の判断に依存していた業務領域に対して、AIがどこまで支援できるかを検証します。

実証実験の内容

今回の実証実験では、以下の観点を中心に検証します。

・見積り依頼書類の読み取り
顧客から届く見積り依頼書類をAIが解析し、見積り作成に必要な情報を抽出できるかを検証します。

・見積り対象範囲の特定
書類内に含まれる複数の情報の中から、実際に見積り対象とすべき商品・仕様・数量・条件を特定できるかを検証します。

・商品・仕様情報の整理
見積り作成に必要な商品名、型番、規格、数量、納期、加工条件などを整理し、担当者が確認しやすい形で提示できるかを検証します。

・担当者による確認・修正業務の効率化
AIが整理した情報を担当者が確認することで、従来の書類確認・転記・判断業務をどこまで効率化できるかを検証します。

・属人化していた判断業務の標準化
担当者ごとに判断が分かれやすい見積り前工程について、AIによる支援で業務品質を平準化できるかを検証します。

「Knowfa受注AIエージェント」活用の狙い

ユーザックシステムが提供する「Knowfa受注AIエージェント」は、注文書や業務書類の内容を読み取り、人が判断していた受注処理業務を支援するAIエージェントです。

今回の実証実験では、受注処理で培った「書類を読み取り、業務上必要な情報を判断する」仕組みを、見積り作成の前工程に応用します。

従来のOCRは、書類に書かれた文字をデータ化することを主な目的としていました。一方、見積り作成業務では、文字を読むだけではなく、見積りに必要な範囲を判断し、必要な情報を整理することが求められます。

本実証実験では、「Knowfa受注AIエージェント」を活用することで、単なる入力作業の効率化にとどまらず、人でしかできないとされてきた見積り判断業務の一部をAIで支援する可能性を検証します。

期待される効果

本実証実験により、以下の効果を検証します。

  • ・大量の見積り依頼書類の確認時間削減
  • ・見積りに必要な情報の抽出・整理の効率化
  • ・担当者ごとの判断ばらつきの低減
  • ・若手・新任担当者でも確認しやすい業務プロセスの実現
  • ・ベテラン担当者の知見を活用した業務標準化
  • ・見積り回答スピードの向上
  • ・将来的な見積り作成業務の高度化・自動化に向けた検証

今後の展望

ユーザックシステムは、本実証実験を通じて、見積り依頼書類の読み取りから見積り作成前工程までのAI活用可能性を検証します。

今後は、見積り依頼内容の整理に加え、商品マスタとの照合、類似商品の候補提示、過去見積り情報の参照、代替品提案、納期確認など、見積り業務全体の高度化も視野に入れ、「Knowfa受注AIエージェント」への機能実装を進めていきます。

多品種の商品を扱う専門商社において、見積り作成業務は顧客対応力を支える重要な業務です。ユーザックシステムは、AIを活用することで、担当者の経験や判断を補完し、より迅速で正確な見積り対応の実現を支援してまいります。

関係者コメント

ユーザックシステム担当者コメント
「Knowfa受注AIエージェントは、人が判断していた複雑な受注処理業務を支援するAIエージェントです。今回の実証実験では、受注処理で培った書類理解と業務判断の仕組みを、見積り作成業務に応用します。単なるOCRや入力支援ではなく、見積りに必要な情報を特定する判断業務の支援を通じて、専門商社におけるAI活用の新たな可能性を検証してまいります。」

光昭担当者コメント
「当社では、多様な商品・仕様に関する見積り依頼に日々対応しています。見積り作成には、依頼書類の内容を正しく読み取り、必要な情報を見極める判断が欠かせません。今回の実証実験では、Knowfa受注AIエージェントを活用し、担当者の経験に依存していた見積り前工程をどこまでAIで支援できるかを検証してまいります。」

ユーザックシステムについて

ユーザックシステム株式会社は、1971年設立、AI・RPA・EDI・物流関連パッケージソフト「名人シリーズ」等の開発および関連クラウドサービスを提供する企業です。業務の自動化・省力化を通じて、企業の生産性向上と競争力強化を支援しています。

会社名 ユーザックシステム株式会社
代表者 代表取締役社長 小ノ島 尚博
所在地 大阪市中央区瓦町1-6-10 JPビル3F
事業内容 業務自動化ソリューション、RPA、受発注業務支援、物流・帳票ソリューション等の提供
URL https://www.usknet.com

「Knowfa受注AIエージェント」について

「Knowfa受注AIエージェント」は、ユーザックシステムが提供する、注文書や業務書類を読み取り、受注処理に必要な情報の抽出・判断・整理を支援するAIエージェントです。人が判断していた複雑な受注業務の効率化・標準化を支援します。
https://knowfa.jp/

光昭について

光昭は、電線・ケーブル、光ファイバー、ハーネス、電設資材、電気機器、情報通信システムなどを取り扱うエレクトロニクス総合商社です。幅広い商材と専門知識を活かし、顧客の多様なニーズに対応しています。

会社名 光昭株式会社
代表者 代表取締役社長 小川 宏一
所在地 大阪市中央区久太郎町二丁目4番11号 クラボウアネックスビル13階
事業内容 各種電線ケーブル及び付属品の販売、光ファイバーケーブル及び付属品の販売、加工及び敷設、各種ハーネス類の加工及び販売、各種電設資材、電気機器・電子機械器具の販売、情報通信システムの開発、販売、設計、施工、コンサルティング
URL https://www.koshow.jp/

本件に関するお問い合わせ

ユーザックシステム株式会社 AIエージェント事業
ご相談・問い合わせ:https://knowfa.jp/inquiry/
東京本社:営業・サポート窓口 TEL.03-6661-1210
大阪本社:営業・サポート窓口 TEL.06-6228-1383

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