RPAの導入後、年間約1,545時間、約460万円の導入効果を得ています。
もう、日々の業務に欠かせない存在です。

ソリューション RPA 製品名 Autoジョブ名人 業種 製造業

事例(PDF)

事例概要

  • 悩み
    • 日常業務に加え、株式上場の準備作業に取り組まねばならず、事務作業の負荷が高まっていた。
    解決
    • RPAの導入で事務作業の自動化を進め、負荷を低減させた。同時に、業務の見直しも進めることができた

「快適健康空調」を追求する業務用空調機器メーカー

大阪市に本社を構える木村工機株式会社(以下、同社)様は、産業分野、商業分野、保健分野などにおいて、それぞれの現場や空調の目的に適した製品をラインアップする業務用空調機器メーカーです。「良い部品づくりが良い製品となり良い製品が良いシステムを作り出す」をものづくりのモットーに、空調機器の効率化、高品質化や省エネ、省コストを目指し、日々製品開発や改良に取り組んでいます。そして、同社は2020年3月に東京証券取引所市場第二部へ上場。ますます業容を拡大し続けています。

そのようななか、同社は2019年3月に、ユーザックシステムが開発・販売するRPAツール「Autoジョブ名人」を導入。ツール選定の理由や導入後の効果について、同社財務部の小寺さんと中藤さんに取材しました。

 

-「Autoジョブ名人」のご利用、誠にありがとうございます。どのような業務にご利用いただいていますか?

小寺:請求データから作成される入金予定データと実際の入金データを現場毎に自動消込する、入金消込業務の自動化を行う業務が一つ、勤怠管理システムから時間外勤務データを出力し、Excelにて加工後、担当者にメール送信する業務が一つ。また、IT資産管理システムからPC操作のログを取得して集計する業務など、日次、月次、年次合わせて13の業務を自動化しています。改善効果としては、年間で約1,545時間、約460万円を見込んでいます。このほかにも、活用予定の業務が複数あり、日々の業務になくてはならないツールとなっています。

また、自動化対象業務を選定する過程で、一度は候補として挙げたものの、結果的には自動化を見送った業務も沢山あります。そのような業務についても、業務の進め方を見直すことで効率化が進められた例もあり、この点も大きかったと考えています。

 

-ご検討のきっかけを教えてください

「自動化の対象業務を全社に拡げたい」(小寺さん)

小寺:東京証券取引所市場第二部への上場を計画するにあたり、事前準備作業の負担が大きくなってきました。しかし、そのようななかでも、日々の業務は当然遅滞なく進めなければなりません。とはいえ、人手不足の昨今、簡単に人は増やせません。そこで、如何にして日常業務を遂行する上での負荷を減らすかが、私たち財務部の大きな改善テーマとなりました。

そして、ちょうどその頃、中小企業にもRPAが普及し始めているとの記事を、新聞や雑誌などで目にすることが増えていました。RPAが業務改善のカギになるのではと考え、当社のシステム部門と相談しながらRPAツールベンダー各社が主催するセミナーなどに参加し、検討を進めました。そして、最終的にはスクリプト開発を記述式で行う「Autoジョブ名人」を選択しました。

小寺:RPAの選択にあたって、当社が重視したポイントは3つあります。一つは海外製の製品ではないこと。海外製の製品に対しては、導入後の保守やサポートに不安がありました。二つ目は、スモールスタートできるシステムであるということ。当社が欲するRPAは、サーバーで管理するような大掛かりなシステムではなく、気軽に導入できるデスクトップタイプのRPAでした。三つ目はシナリオの開発方法です。検討を進めていくと、開発方法には2通りあると感じました。

RPAの操作のしやすさのポイントは?デモをご希望の方はこちらからどうぞ

 

-詳しく教えていただけますか

「導入後の講習も、とても理解しやすかった」(中藤さん)

中藤:フローチャート型と、「Autoジョブ名人」が採用するスクリプト型の二つです。

小寺:確かに、フローチャート型の方が直感的に操作しやすいと思います。その一方、フローが長くなってくると、逆に見難くなってしまうと感じました。どこにどういう記述があるのか、探すのが大変なのです。一方、スクリプト型については、最初は取っつきにくいかもしれませんが、慣れれば逆に大変見やすい。例えばスクリプトの110行目で止まってしまった場合、その前後でどのような処理をしているのかすぐにわかりますので、結果的に対応も早くなると考えました。

中藤:現在、シナリオの開発は私が担っています。私はプログラミングの経験はありませんでしたが、財務部に配属されたのち、ExcelのマクロやVBAを学んできました。そのため、スクリプト型の「Autoジョブ名人」の方に親しみを感じます。

導入後の講習も、淡々と進むのではなく、一つひとつの処理の意味を解説しながらでしたので、とても理解しやすかった。また、実際の業務を例にとっての説明でしたので分かりやすかったですね。

小寺:RPAのシナリオ開発など、導入が成功したのは当社のシステム部門と部門の垣根を超えた連携が出来たことも大きかったです。社内でのしっかりとしたフォロー体制があったことにより、開発がスムーズに進みました。

その他のRPA選択のポイントとして、開発元の体制も重視しました。近年は、新たにRPAツールを提供している会社もあるようですが、保守運用体制はどうなのか。やはり、実績のある会社の方が、何かあったときにしっかりした対応が可能なのではないかと考えました。

RPAは、シナリオを組んで終わりではなく、長期間に渡り管理・運用する必要があります。開発元の保守体制がしっかりしていないと、先々、業務として上手く回らなくなるのではと思います。

 

-今後について

小寺:現在、財務部で6業務、総務部で2業務、営業部門で5業務を自動化しています。費用以上のメリットは享受していると思いますが、まだまだ改善の余地があります。当社は、基幹システムをはじめ、いくつものシステムを導入しています。それぞれのシステムを繋ぐ役割をRPAに期待したい。そのため、「Autoジョブ名人」をもっともっと活用しなければと考えています。まずは、開発者の育成です。現在、開発は中藤一人が担っていますが、近い将来、開発者を増やしてスピードを上げ、自動化の対象業務を全社に拡げたい。ユーザックシステムには、その支援をお願いしたいです。

-ユーザックシステムでは、ユーザー様のスクリプト開発力の向上をご支援させていただくため、「RPA開発スキルアップ講座」を開催しています。また、RPAユーザー様のコミュニティサイト「名人+」の運営を通じて、スクリプト開発のTipsをご紹介しています。ぜひご利用ください。本日はありがとうございました。

(2020年7月取材。記載の内容は取材時の情報です)

企業プロフィール
会社名 木村工機株式会社
本社 〒542-0062 大阪市中央区上本町西5丁目3-5 上六Fビル 1~3階
資本金 7億4489万円
Webサイト https://www.kimukoh.co.jp/
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