「WinActor」、「Robo-Pat」、「Autoジョブ名人」を比較検討しました。「Autoジョブ名人」なら、自分自身でスクリプトを開発できそうだと感じ、導入を決めました。

ソリューション RPA 製品名 Autoジョブ名人 業種 卸売業

事例(PDF)

事例概要

  • 悩み
    • 単純な事務作業にかける時間を減らしたい。
    • 基幹システムへの送り状番号やメール受注の入力、売掛金の照合などに時間がかかっていた。
    解決
    • RPAを導入し、単純な事務作業は自動化することにした。
    • 基幹システムへの入力業務や照合作業を自動化し、月間16~18時間分の効率化を図ることができた。

街の自転車屋さんの強い味方「解決!チャリ太郎」を展開

東大阪市に本社を構えるテラオ株式会社様(以下、同社)は、自転車のパーツ・アクセサリーや、靴底の修理キット、コルク製品などを販売しています。なかでも自転車のパーツ・アクセサリーについては、通信販売用のオリジナルカタログ「解決!チャリ太郎」を作成し、街の自転車屋さんに無料で配布しご注文をいただくビジネスモデルを展開。商品点数が豊富で、価格も適正かつ明快である点が好評で、全国約6000件のお得意先から毎週約2000件のご発注があるとのこと。昨今の自転車需要の高まりとあいまって、業績も堅調に推移しています。

そのようななか、同社は2019年6月にユーザックシステムが開発・販売するRPAツール「Autoジョブ名人」を導入。選定の理由や導入後の効果について、代表取締役の寺尾優美様にお話を伺いました。

テラオ株式会社様が運営する、街の自転車屋さん向けの通販サイト「解決!チャリ太郎」

 

 

 

-「Autoジョブ名人」のご利用、誠にありがとうございます。どのような業務にお使いいただいていますか?

寺尾:現在、当社は4つの業務を「Autoジョブ名人」で自動化し、事務処理の効率化に役立てています

一つ目は送り状番号と販売情報の紐づけです。まず、送り状発行システム「iSTAR」から、出荷済み商品の送り状番号と伝票番号をダウンロードします。そして、当社が導入している基幹システムの「アラジンオフィス」を操作し、伝票入力画面から該当する伝票データを呼び出します。その情報にダウンロードした送り状番号を入力します。ここまでの一連の作業を「Autoジョブ名人」で自動化しています。この作業は、一日につき50から100件ほどあり、手作業では20から30分ほどかかっていました。

1.送り状番号と販売情報の紐づけ(手作業で一日20~30分かかっていた)

二つ目は代引き金額のチェックです。現在、代引きにてお支払いいただいた情報を、当社は運送会社さんから毎週Excelで入手しています。この情報と基幹システムにある情報とを照合し、確かにお支払いいただけたか、金額は合っているかどうかを確認しています。こちらは、毎週一回、手作業で1時間ほどかかっていた作業でした。

2.代引き金額チェック(手作業で週一回、約1時間かかっていた)

三つめはメール受注入力です。こちらを実現するために、まずは注文用のExcelファイルを用意しました。メールでご注文いただけるお客様にこのファイルをお渡ししておき、ご注文の都度、商品コードや数量を入力いただき、メールに添付してお送りいただく運用です。メールを受信すると、Excelファイルを特定のフォルダに保存します。すると、「Autoジョブ名人」がExcelファイルを読み込み、基幹システムに受注入力します。こちらは週に30件ほどの件数です。一連の流れを全て「Autoジョブ名人」が自動化してくれたので助かっています。

3.メール受注入力(毎週、約30件分の作業を手作業で実施)

四つ目はAmazonの売上入力です。当社の商品はAmazonでも販売しています。まず、月末にAmazonの管理画面から1ヵ月分の売上実績明細データをCSVでダウンロードします。そして、基幹システムに「Autoジョブ名人」で入力しています。Amazonでの売上実績明細は月700件ほど。この処理については、入力中に止まってしまうことがあります。ユーザックシステムに相談すると、CSVファイルを予め複数に分割しておき、順番に処理をするようスクリプトを修正してみてはどうか、とのアドバイスを受けました。

4.Amazon売上入力(毎月約700件分の作業を手作業で実施していた)

現在、当社が自動化している業務は、いずれも基幹システム「アラジンオフィス」への入力作業です。これまでのところ、月間16~18時間分の作業が効率化できています。忙しい時には、どれも人手を割きにくい業務ですので、自動化できて本当によかったと思っています。

 

 

 

-月間16~18時間の効率化ですか。それはすごいですね。スクリプトは、寺尾社長様が開発していると伺いました。

寺尾:そうなんです。誰もやってくれなくて(笑)。まず自動化したい業務を決める。そして、自分自身でできるところまでスクリプトを開発してみる。うまく自動化できなければ、ユーザックシステムに相談する。このような方法でスクリプトを開発しています。

 

 

 

-自動化したい業務は、どうやって見つけておられるのですか?

寺尾:現場にいると、なぜ誰にでもできるような単純作業に時間を費やさなければならないのだろう、と感じることがしばしばあります。今は、そのように感じた業務を自動化するようにしています。

 

 

 

-ご検討のきっかけと、「Autoジョブ名人」をお選びいただいた理由をお聞かせください。

寺尾:誰にでもできる単純作業を何とかできないものか。解決のヒントを求め、数年前にITの大きな展示会に行きました。すると、ある一画だけ、とても盛り上がっているのに気づきました。聞くとRPAを展示しているとのこと。いったいこれは何だろう、と思いました。調べたところ、RPAとは、さまざまな業務を自動化するツールであるということがわかりました。もしかすると、これは当社が求めていたものかもしれないと思いましたので、さっそくRPAツールベンダーの営業に来てもらい、検討を始めました。

その結果、「WinActor」、「Robo-Pat」、「Autoジョブ名人」の3つのなかから、「Autoジョブ名人」を選択しました。

まず、「WinActor」については、開発が難しそうで、使いこなせるという自信が湧きませんでした。「WinActor」の元ユーザーさんから、処理中によく止まるとの話もお聞きしましたので、早々に検討対象から除外しました。

「Robo-Pat」は、操作が簡単そうなところは良かったのですが、自動化の対象を画像で判断しているため処理が安定しないと聞き、それでは困ると考え候補から外しました。

一方、「Autoジョブ名人」については、スクリプトの開発方法を確認したところ、これなら自分で開発できそうだと感じました。

比較したRPAツールのなかで一番安価とは言えませんでしたが、1年契約という短い期間から始められるとの説明を受け、最終的に「Autoジョブ名人」の導入を決めました。

 

 

 

-今後について

スクリプトを開発中の寺尾様

寺尾:現在、導入して1年以上経ちますが、事務処理の効率化を進められていますし、ユーザックシステムのサポートも頼りになることから、契約を更新して利用し続けているところです。

また、今後は基幹システムをバージョンアップする計画です。バージョンアップ後はスクリプトの修正が必要になりますので、まずはそちらへの対応が第一です。その後は、自動化する業務を拡げたいですね。当社は、誰にでもできる単純な事務作業が本当に多いのです。営業関係の業務にもいろいろあるはず。そしてせっかく自動化したメール受注についても、ご利用いただけるお客様をもっと増やしたいですね。

 

 

-日ごろ、社長業にお忙しいなか、自らスクリプト開発に携わっておられるという、そのお姿に感銘を受けました。本日はありがとうございました。

※各社製品に対する情報はお客様個人の評価です。
(2020年10月取材。記載の内容は取材時の情報です)

企業プロフィール
会社名 テラオ株式会社
本社 〒577-0033 大阪府東大阪市御厨東1-4-16
設立 1948年4月
資本金 1300万円
Webサイト http://www.terao-inc.com/
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