大手小売業を中心とした流通業では、1975年の統一伝票に始まり、1982年には業界標準のJCA手順の制定により、オンライン発注(EOS)が急速に普及しました。
受発注のオンライン化により、電話やFAXといった注文の人手によるミスや処理時間が大幅に改善されたことは言うまでもありません。また、小売店におけるPOSの普及により、単品発注も可能となり、より多くのデータがオンラインでやり取りされることになりますが、EOSがこれを支えてくれます。流通業界の発展にはEOSが不可欠であったといえます。
今では受発注だけでなく、出荷、請求、支払など様々なデータがオンラインで処理され、企業間の業務の効率化に貢献しています。これら複数のデータをオンラインでやり取りすることをEDIと呼び、受発注に限定したEOSと区別するのが一般的です。
そして2007年3月に(もはや次世代ではない)新流通EDI「流通BMS(流通ビジネスメッセージ標準)」が発表されました。従来のEDIとは何が違うのか、新流通EDI導入の注意点は何かをこの小冊子でわかりやすくご紹介いたします。小売業とお取引のあるメーカー・卸の方、システム開発に携わる方で、「流通ビジネスメッセージ標準」を基礎から学びたい方は、この小冊子をぜひお役立てください。
「流通ビジネスメッセージ標準」の導入に失敗しないための7つのチェックポイント前書きより