
RPAを活用しグループウェアの移行作業を大幅に削減。旧システムからのデータ移行、セットアップ作業を 完全自動化に成功。
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- 外部から安全にシステムを利用できるグループウェアを構築したい
- 既存システムのデータ移行のコストを抑えたい
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- グループウェアのクラウド化
- メールサービスのクラウド化
- RPAを利用したデータ移行、セットアップ作業を大幅に削減

大規模な数の職員を抱えるA官公庁はBCP(事業継続計画)の対策として長年利用してきたグループウェアとメール管理システムをクラウド環境に移行することを検討していました。
新しいシステムは契約すればすぐに使えるものの、現在利用している職員のアカウントや組織に関する情報は膨大にあり、一から手でセットアップするには時間がかかり、ミスも発生するという問題がありました。
また、登録は一度きりではなく毎月発生するため、アカウントを管理している顧客管理システムに登録された各種情報を新システムにタイムリーかつ安全に同期することを検討。そこでブラウザ操作の自動化で実績の多いRPAツール「Autoブラウザ名人」を採用しました。
顧客管理システムより最新の顧客情報が特定フォルダに作成されるのを監視し、新システムへ連携可能なレイアウトに変換、各々のサイトへアップロードを行う。この一連の処理を「Autoブラウザ名人」にて自動化しました。
これにより、ネットワーク運用管理も簡素化され、クラウド・オンプレミスの共存システムの低コストでの運用保守が実現できました。