年商500億円のある卸売業A社様の「顧客サービス」に対するスローガンです。一見あたりまえの言葉ですが、100%実現している企業はどれくらいあるでしょうか。
これまでA社様では注文商品を間違いなくお届けするため、ベテラン社員を数多く物流センターに配置し徹底した検品体制を構築してこられました。その結果、出荷精度はなんと99.996%に高まりました。つまり誤出荷が10万点に4点という精度です。
しかし、ベテラン社員を中心とする体制では出荷量、取り扱いアイテムの拡大にともなって、物流センターのコストが増加し利益を圧迫することになります。そこで新たに「徹底したローコストかつ高精度な物流体制」の改革に取り組まれました。
その改革の大きなポイントに、バーコードを活用した検品システムがあります。出荷作業を標準化し、商品知識のない人でも正確に検品できるよう、ハンディターミナルによる検品システムを導入しました。メーカーの協力によりバーコードの採番率を95%にまで高め、イレギュラーの処理でミスの起こらないようにシステムでカバーするなど、様々な苦労もありましたが、今では出荷業務においては社員の35%をアルバイト、パートにシフトでき、棚卸業務も40%の時間短縮となりました。しかも、出荷精度が99.999%にまで向上したのです。(その間、取り扱いアイテムも30万点にも拡大)
この小冊子は、物流現場の改善に取り組まれようとする企業において、検品システムの重要性をご理解いただき、少しでも短期間で成功に近づけるよう、できるだけやさしく解説いたしました。
検品システム導入が成功し、A社様のように物流も顧客サービスに大きく貢献するということを実感いただけますよう、お祈り申し上げます。
「検品システム導入に失敗しないための7つのチェックポイント」前書きより