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日本製紙クレシアさまが展開するおなじみの製品「スコッティ」「クリネックス」
日本製紙クレシアさま
本社
「クリネックス®」や「スコッティ®」などでおなじみの日本製紙クレシアさま。同社は家庭紙のパイオニアとしても知られています。 近年は花粉症などのアレルギー性鼻炎の広がりとともに、しっとり感を追求したローションタイプのティシューが特に好評とのこと。
さらに同社は家庭用製品だけでなく、尿もれや排せつをサポートするヘルスケア製品、産業用ワイパーなどの業務用製品なども展開中。
商品開発や品質管理を徹底し、「より清潔で快適な暮らし」を追求しています。
今回、同社にご採用いただいたのは、ブラウザの操作を自動化する「Autoブラウザ名人」と、メールを伴う業務を自動化する「Autoメール名人」。
導入の背景や効果などをうかがいました。
「複数のPOSデータがすぐに手に入るようになりました。
マーケティング分析も迅速に行えますので、商品企画や営業活動にも大いに役立ちます」(望月さん)
「普段使い慣れている開発言語Visual Basicの知識があれば、柔軟な設定ができるところがいいですね」(川島さん)
―――まずは「Autoブラウザ名人」についてお尋ねします。どのような業務でご利用でしょうか?
望月:
当社は、家庭紙のマーケティングに活用するため、全国のスーパーマーケットやドラッグストア、ホームセンターなどのPOSデータを入手しています。POSデータを分析すると、「いつ・どこで・何が・いくつ・いくらで売れたか」が見えてきます。
つまり、自社の製品はもちろん、他社製品の動きなど、気になる情報もキャッチすることができるのです。家庭紙は価格に敏感ですから、このような情報分析は非常に重要です。
POSデータは、小売店様のWebサイトのほかに、「宝箱サービス(※1)」や「Sup-Link(※2)」などのWebサイトからもダウンロードしています。サイトにログインし、日付や店、製品など、欲しい情報を選んでダウンロードする流れです。
全部で24、25社分のPOSデータをダウンロードしていますが、「Autoブラウザ名人」の導入前はすべて手作業でおこなっていたため負担が大きいと感じていました。
川島:
ブラウザ操作の自動化は、関連会社のメンバーと私とで開発を進めました。
日常業務をこなしながら、概ね1週間に1つのサイトを自動化するペースです。現在までに、10サイトからのダウンロード作業を自動化しています。
「Autoブラウザ名人」は、普段使い慣れている開発言語Visual Basicの知識があれば、意のままになると言いますか、柔軟な設定ができるところがいいですね。
望月:
日々の運用では、ダウンロードが自動化されたため、複数のPOSデータがすぐに手に入るようになりました。マーケティング分析も迅速に行えますので、商品企画や営業活動にも大いに役立ちます。
Autoメール名人の画面(フロー設定)
アイコンをつないでいくことで、自動化したい業務フローを簡単に設定できます。
(クリックで拡大します)
―――つぎに、「Autoメール名人」についておたずねします。どのような業務でご利用ですか?
望月:
業務用製品でお取引いただいているA社からは、ほぼ毎日1回、夕方にメールでご注文をいただいています。このメールでのご注文をメインフレームに取り込む処理と、同じくメールで納期をお返しする処理を自動化するために利用しています。具体的には次の流れです。
「Web受注の自動化にも取り組みたいですね」(望月さん)
「開発者向けの資料通りに作れば、すぐに自動化のベースができあがる点がいいですね」(川島さん)
―――振り返って、いかがですか?
川島:
多少の慣れは必要ですが、ユーザックさんにいただいた開発者向けの資料通りに作れば、すぐに自動化のベースができあがる点がいいですね。
望月:
業務の効率化がすすみ、喜んでいます。「Autoブラウザ名人」の活用については、次はWeb受注の自動化にも取り組みたいですね。Web受注は各社各様ですから、当社の受注センターでも手間がかかっているようです。
もっとも、受注データのダウンロードだけなら比較的簡単に自動化できると思いますが、在庫照会と納期回答の仕組みをどうするかの検討が必要です。メインフレームと連携させて完全に自動化するのか、人の判断を残すのか、現在検討中です。
―――パッケージを導入するか自社で開発するかを検討されたそうですが
望月:
「Autoブラウザ名人」にしろ「Autoメール名人」にしろ、自分たちで同じような仕組みを開発できたのかもしれません。しかし、実際には自社開発に踏み切りませんでした。
その理由は開発後の保証が困難な点にあります。もし、開発者がいなくなったらどうなるのか?その時、誰もシステムのメンテナンスができないようでは困ります。最悪、システムが止まってしまうかもしれません。
確かに、自社開発をすれば立ち上がりのコストは抑えられるかもしれません。しかし、継続性の保証がないのであれば意味をなしません。もっとも重要な点は、事業が継続できるかどうかではないかと考えています。
「POSデータのダウンロード」という、興味深いお話をうかがいました。Web受注業務の効率化も間近ではないでしょうか。本日は有難うございました。
2011年9月取材(記載内容は取材時の情報です)
※1 宝箱サービス
(株)ポイントプラス(本社:北海道)社が運営するPOSデータ提供サービス。
※2 Sup-Link
(株)KSP-SP(本社:東京都)社が運営するPOSデータ開示サービス。
| 会社名 | 日本製紙クレシア株式会社 |
| 設立 | 1963年(昭和38年)4月 |
| 資本金 | 30億6,700万円 |
| 売上高 | 609億円(2010年度) |
| 代表者 | 代表取締役社長 酒井 一裕 |
| 従業員数 | 630名(2011年4月1日現在) |
| 製品 | フェイシャルティシュー、トイレットティシュー、キッチンタオル、大人用紙おむつ、 ウェットティシュー、産業用ワイパー、他 |
| URL | http://www.crecia.co.jp/ |