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「常に明るく」

稲盛塾長の講話です。

(自分の人生は素晴らしい幸運に恵まれていると信じて努力する)
 不思議なようでありますが、人生がうまくいっている人は必ず、常に明るい心を持っている人です。決して暗い、鬱陶しい、不平不満に満ちたような人生を送っている人ではありません。もちろん、努力をする、誰にも負けない努力をするという根性みたいなものが大事でありますが、ネガティブな不平不満を持つのではなくて、常に明るく自分の未来、自分の人生はきっと素晴らしい幸運に恵まれているはずだということを信じて努力をしていく。それぞれの人生はみんな開かれており、みんな明るい人生が開かれているはずです。それを信じて、明るい心を持って努力をしていけば必ず、人生はどなたでも素晴らしい未来が開けていくはずです。目の前の細かい困難、当座の困難、苦労、苦難にめげないで、自分の未来を明るく描いていく。そして、厳しい現実のなかについ打ち負けようとする自分を励ましながら、明るく、明るく振る舞っていくことが大切です。

 (物事を明るく、善意に受け止める)
 物事を暗く取るか、明るく取るか。どんなことがあろうとも、それをいいほうに、いいほうに解釈をしていくんです。悪いほうに、悪いほうに解釈をし、悪いほうに取っていったのでは人生は暗くなります。どんなことであろうとも、たとえ相手が自分に対して悪意を持って何かをしかけようとも、また悪意をもって自分に何かを言われた場合でも、悪口などは気にしないほうがいい。つまり、笑い飛ばしておくことのほうが遙かにいいのです。
 そう言う私自身、決してそうはいきません。バカにされたり、軽蔑されたりすればムカッパラが立って、腹が立ちます、しかしそれを悪く取らない。なんと、あの人は哀れな人だろう、なぜ、あんなことを人前で言うのだろうというふうに、悪く言っている人のほうが遙かに人間が貧しいから、そういうことを言っているんだと思うことによって、腹を立てなくても済むということです。
 つまり、常に明るく物事を考える。物事はすべて善意に取る。たとえよしんば悪意に満ちたことであっても、善意に取ることが必要だろうと思います。
 私の子供の頃のことです。私はガキ大将で、小学校高学年から中学、高校にかけて、ケンカばかりしていました。しかし、ケンカがたいへん強かったわけではありません。身体は、今でこそ背は高いですが、中学、高校の前半までは、少し低いほうでした。それでも負けん気が強くて、よくケンカをしたものです。
 今の若い人達は言わないのかもしれませんが、昔はガンを付けたとか、ガンを切ったと言って、つまり、目と目が合ってギュッと睨むと、ガンを付けたというので、「オイ、コラ」とケンカが始まる。他愛もない、下らないようなことで、しょっちゅうケンカをやっていたわけです。
 中学3年生ぐらいになって、少し大人になってきて、なんでこんなにケンカばかりするんだろう、と自分が情けなくなってきました。ちょうどその頃、人生などをいろいろと考える時期にもなったのでしょう。なんで自分はケンカばかりするんだろうと情けなくなったときに、別の自分が私に言うのです。つまり、戒める自分がいたわけです。
 「おまえの友達を見てごらん。誰もおまえみたいに、しょっちゅうケンカをしないではないか。しかも、おまえがケンカをするのは、他愛もないことではないか。おまえの友達を見てごらんなさい。おまえの友達は、そういうことは日常茶飯起っているのに、みんな笑い飛ばしているではないか。なのに、おまえだけはそれを取り上げて、それをケンカのネタにしている。なんと、おまえは哀れな男よ」
 そう言われても、私は強がって、「いや、僕の友達はみんな勇気がないからだ。実は腹が立ち、自分からコラッとケンカをしようと思っても、勇気がないから自分が卑屈になって、それを抑えているだけなんだ」と、悪いほうに解釈していました。だから、私はまだ勇気があって、ケンカをするだけの勇気があるからマシなほうだと思っていたのです。
 高校に行ってもケンカばかりしていました。そうするといよいよ、やっぱり自分はダメな男だ、そういうことに一々腹を立てるのではなくて、たとえよしんば相手が悪意をもって言ったにせよ、それを笑い飛ばすだけの人間性が要るのではないかと思うようになってきて、たいへん反省し、それからプッツリ、ケンカを止めました。
 そういう経緯があり、物事を悪いほうに解釈してしまうために、本当はケンカをするようなことではないにも関わらず、顔中血だらけになってケンカしてしまう。それは全部自分の心が招いたもの。そういうことを、今思い出します。
 「明るく」ということは、たいへん大事なことです。人生のなかで、何でもないことのようですが、明るいということは非常に大事なことなのです。

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自己紹介

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所属:USAC SYSTEM Co.,Ltd.
役職:SI事業部 部長
誕生:昭和37年
        天秤座 B型
育ち:大阪 十三出身
現在:奈良県大和高田市
特技:剣道初段
        アマチュアボクシング
        フルマラソン4:30の体力
座右の銘:我以外皆我師
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経歴:
若い時代はセブンイレブンと呼ばれていました。
倫理法人会会員
週一回早起き実践中

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