《 愛と誠と調和の心をベ-スとする 》
稲盛塾長の講話です。
2番目は「愛と誠と調和の心をベ-スとする」ですが、次のように社員に話しております。
人生や仕事において素晴らしい結果を生むのは、その人の考え方、心の在り方が決定的な役割を果たします。
人を成功に導くものは、愛と誠と調和という言葉で表される心です。
こうした心は人間が元々魂のレベルで持っており、愛とは他人の喜びを自分の喜びとする心であり、誠とは世の為、人の為になることを思う心、調和とはまわりのみんなが常に幸せに生きることを思う心です。この「愛と誠と調和」を尊ぶ心から出てくる思いが、その人を成功に導いていくもとになるのです。
私がよく言っている、「愛」「誠」「調和」の3つのフレ-ズは私どもが持っている根源的なものだと私は思います。
人間というのは、肉体を持っているだけではなく、その中に心があるはずです。その心でいろんなことを考えたりします。
人間の本質を問いつめていくと、「自分とは何ぞや?」ということになるのですが、インドのヨガの瞑想等を通じて、精神統一をして最終的な自分というものに辿りつきます。
人によってはそれは「真我に至る」と言いますが、それはただ存在するとしか言い様のない自分に辿り着いたという表現もします。
仏教では「山川草木悉皆成仏」と言いますが、全ての物には魂が宿ると言われてます。
肉体では亡い自分の本質についてはいろんな表現がありますが、「魂」と言っても良いかもしれません。実はその「魂」は「愛」「誠」「調和」の3つのフレ-ズで表されるものなのです。
皆さんのおおもとは皆さん知らないかもしれませんが、皆さんそのものが愛と誠と調和に満ちたものなのです。
ところが肉体というものを同時に我々は持っており、この現世で肉体を守るため(食べたい、外敵から自分を守りたい等)に欲望をを兼ね備えているのです。
それは肉体を持っているからそうさせるのです。
しかし、本来の皆さんの本質は、愛と誠と調和に満ちた大変素晴らしいものなのです。

