《 お釈迦様の説く心 》
稲盛塾長の講話です。
仏教伝道教会が無料で配ってられる教典の中に、お釈迦様
が心について次の様に表現されておられます。
この世界は心に導かれ、心に引きずられ、心の支配を受け
ている 迷いの心によって、悩みに満ちた世間があらわれる。
全てのものは、みな心を先とし、心を主とし、心から成り立
っている、 汚れた心でものを言い、また汚れた身体で物事を
行うと苦しみがその人に従うのは、丁度牛が車を引いていくよ
うに、牛が歩くと車が従っていくようなものである。
しかし、もしよい心でものを言い、また、それを身体で行うと
楽しみがその人に従うのは、丁度影が形に添うようなもので
ある悪い行いをする人は、その悪い報いを受けて苦しみ、良い
行いをする人は、その良い報いを受けて楽しむ この心が濁ると
、その道(自分の人生)は平らでなくなり、 その為に倒れなけれ
ばならない、また心から清らかであるならばその道は平らになり、
安らかになる。
身体と心と清らかさを楽しむ者は、悪魔の網を破って、仏の大
地を歩む者である。心の静かな人は、安らかさを得て、ますます
努めて、夜も昼も心をおさめるであろう。
お釈迦様の表現にある、『心が濁ると人生が平らでなくなり、倒
れる、心清らかであれば道は平らになり、安らかになる』という言
葉は、正に経営の場でも同じであります。
そういう意味で私は「心を高める」と言っているのです。心を高め
るということは、心を良き方向に高める、心を美しくしていくという意
味であります。
実は、私も仏法者です。釈尊の教えは十分理解しています。

