おやじの力
モチベーションアップのお話 第12話
巨人軍の高橋尚成投手が、今季10勝目を挙げた試合での
ことです。 登板二日前、八年間の闘病生活を続けていた父
親が、突然亡くなりました。
動揺している高橋投手に、監督は登板を見送るよう指示を
しました。しかし、高橋投手は「おやじはチームに迷惑をかけ
るなと言うはずだから」と言って、チームの先発ローテーショ
ンを崩さないために登板を直訴しました。
「絶対に勝つ」と心に誓い、マウンドに立った高橋投手。満
塁のピンチも何度か招きましたが、打者の内角を強気に攻め、
チームを勝利へと導きました。
インタビューでは、「どこかでおやじが見ているのを感じて投
げた。おやじが勝たせてくれた。ありがとう」と、溢れる涙と共
に父への思いを語りました。
ここぞというときの底力は、誰かのために、何かのために、
思いを強めることで発揮されるもの。高橋投手の場合は「父
親のために」という思いを強めた結果です。それがパワーと
なりチームへの貢献へとつながったのでしょう。
皆さんは何のために仕事をするのでしょうか。
職場の教養
●モチベーションを堅持しましょう

