お客様あってこそ
モチベーションアップのお話 第16話
Aさんは、新聞販売会社の販売部長として活躍しています。
長く朝刊の配達や営業に明け暮れしているうちに、1つの疑
問が湧いてきたのです。新規の購読者を獲得するため、サー
ビスの品物を添えて各戸を回ることが当たり前と思っていた
Aさん。
しかし次第に「長年、購読していただいているお客様にこ
そ、感謝の気持ちを持ち、サービスをすることが大事ではな
いのか」と思い始めたのです。
そのことを上司に提案したところ、「君の思うようにやって
みろ」と言われ、出来ることからやり始めました。
購読者への感謝の気持ちを手紙にしたためて朝刊と一緒
に届けたり、購読年数によりポイント制を導入してサービス
向上を図りました。すると思わぬ反響があり、購読の継続や
新規開拓にもつながったのです。
小さな疑問から生まれた地道な努力が営業力の強化とな
り、お客様と会社双方の利益となりました。お客様本位の意
識が、結局はプラスへと働くのです。
職場の教養
●顧客の立場で考えましょう!
セブン&アイ・ホールディングの鈴木会長は、「顧客のために」
ではなく「顧客の立場」で考えることを強調されています。
大切なことは顧客の目線で経営を見なければいけない、と語っ
てます。物事は上からだと3割、下からは7割見えるといわれま
す。視点を変え物事をみると今まで感じられなかったことが新鮮
に感じられるようになります。

